復活?と映画の話

久しぶりに更新します。前回の更新が1月。もう8ヶ月ほど経ってしまいました、、!特にこれといって大きな変化もないですが、なんとなく戻ってきました。またちょくちょく更新したいです。よろしくお願いします!

備忘録的なのも兼ねて、今年観た映画を書いておこうと思います。

 

 
・『天才スピヴェット』
 『アメリ』で一躍有名になったジュネ監督の新しい作品。3Dで観たんですが、仕掛け絵本みたいになったり、自然の映像の美しさが際立っていてとても良かったです。愛にあふれる作品です。またDVD借りてきて観たい。
 
・『ぼくを探しに』
去年公開した作品ですが、再上映の機会があったので2月ごろ行ってきました。アニメーション出身の監督さんなので、映像の細かいところまで緻密な計算がされている感じがしました。作中にハーブティーが出てくるのですが、どんな味なんでしょうね。不思議なお話です。
 
話題になっていたので3月ごろに観に行きました。実話を元にしたクリント・イーストウッドの作品。少し難しい作品かもしれません。英雄と呼ばれたほど最強のスナイパーでも、家族がいて子どもがいて、4度のイラクへの派遣で心に傷を負っていく。戦争とは何か?を考えさせられる作品だと思います。エンドクレジットでは音楽が流れず無音、という演出も静かに自己と向きあわせてくれます。
 
これも3月に観に行きました。ホーキング博士の半生を描いた作品で、博士をエディ・レッドメインが演じています。私はこの作品とても好きです。奥さんとなるジェーンとの出会いから結婚までのシーンは、とても丁寧に描かれ、映像も美しく、本当に理想的な二人を映し出しています。結婚生活に入ってからは、お互いがお互いを想い合い、助けあって生きているのに、それだけでは上手くいかないこともたくさん出てくる。悩んだり苦しんだり、お互いが嫌になったりすることもある。そして二人が選んだ選択は、もう一人の男性を家庭に迎え入れるということ。普通ではありえないような選択をし、それが二人の人生を豊かにしていったのだから本当に素晴らしい。(最終的には離れてしまいますが。)生涯をともにするってこういうことなのかな、と思えた作品でした。
 
・『バードマン』


映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』日本版予告編 - YouTube

アカデミー賞を受賞した『バードマン』を観ました。斬新な撮影技法、長回しで全編が1カットで撮影しているように編集しているそうです。ほぼ主人公だけにぴったりくっついていて、まるでその世界に自分もいるような感覚。「あーあ、またそんなこと言っちゃって…」とついつい主人公に突っ込みたくなる自分がいました(笑)。音楽もドラムのみの演奏など、あえてシンプルな作りが素敵でした。

 

・『エレファント・ソング』


『エレファント・ソング』予告編 - YouTube

6月ごろ観に行ってきました。グザヴィエ・ドランが出演を熱望した作品。ドランの演技って、こういう役が一番はまり役なんじゃないか、と思うほど活き活きと熱演していたんですよね。心理サスペンス風に見えて、私的にはとてもドラマ的な展開だと思いました。そして、主人公・マイケルの過去について知っていくほど愛おしくなっていくんです。院長を茶化したり翻弄して楽しんでいますが、その裏には。。最後の衝撃的な展開まで、一言一句見逃せないです。

 

・『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』


映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』予告編 - YouTube

アイアンマンことトニー・スタークが自身で開発したウルトロンが、人工知能を有し敵となってアベンジャーズに立ちはだかる、というストーリー。やっぱりアクションがすごい!興奮しますね。特に今回はアベンジャーズのメンバーが攻撃するときにひとつの画面に揃う、みたいなシーンがいくつかあってカッコいいです。特に注目は、ホークアイに家族がいた!というのと、ハルクとブラックウィドウの恋模様ですね。そして、また次回作があるのではないか?という最後の展開も気になります。

 

・『mommy』


映画『Mommy/マミー』グザヴィエ・ドラン監督 予告編 4.25公開 - YouTube

公開期間中に観に行けなかったのですが、再上映の機会があって行ってきました。今度はドランが監督をやっている方です。もう、何ていうか、色んな感情が芽生える作品だと思いました。母の気持ち、息子の感情、そんな二人を支える向かいの家に住む奥さん。三者三様の気持ちが入り混じって、なんか観た後は少し疲労感が。。でも、大好きな作品です!音楽には有名な洋楽曲もたくさんで、画面サイズは500x500、今流行りのインスタグラムムービーのような仕様。話題性も持ちつつ、しっかり深い家族の愛について問いかける作品。ドランの切り口って面白いなーと思います。

 

・『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』


映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』予告編 - YouTube

まだまだ公開中の『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を観ました。ベルセバのスチュアート・マードックが監督を務めたミュージカル作品。ミュージカルというだけに、音楽は素晴らしいし、主演のエミリー・ブラウニングの歌声が本当に美声。さらにマードックの世界観がふんだんに盛り込まれていて、70sの洋服、髪型、メガネ、レコードショップ、レストラン、ダンスホール…などなど、どれを切り取っても完璧です。さらにグラスゴースコットランド)の自然が芸術作品のような役割も果たし、世界を盛り上げています。またUKバンド、Years&Yearsのボーカル、オリー・アレクサンドルの優男加減もいいですね。音楽ファンなら見るべし!な映画です。

 

・『バレエボーイズ』


『バレエボーイズ』 - YouTube

ノルウェーでバレエダンサーを目指す少年たちのドキュメンタリー映画です。予告編を観て観たくなりました。ドキュメンタリー映画はあまり観ないのですが、この作品は見入ってしまってとても面白かったし(と言ってもおもしろ要素は全くないのですが)、3人の少年たちの4年間の成長や葛藤、夢を追っている姿が、時に可愛らしく、時に真剣でカッコよく描かれています。バレエに真っ直ぐな少年たちを観ていると微笑ましくなりますね。撮り方や演出、音楽にもこだわりが見えて、この監督(ケネス・エルヴェバック)の他の作品も観てみたいと思いました。特に、ルーカスの身長が15歳で180センチになった時はびっくり(笑)。バレエの知識はゼロですが、楽しめました。

 

・『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』


映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ティザー予告映像 - YouTube

つい最近観てきました。私はジェレミー・レナーが好きで観てたのですが、今回はもうイーサン・ハント、やばいです!そこまでやるのか?というアクションばっかり。息を飲む暇もないくらいのアクションの連続でした。物語の初っ端から飛行機アクション。さらに劇中では、巨大冷却タンクの中に飛び込んだり、山道のバイクアクションもかなりハードでした。M:Iを観たことない方も、ぜひ観てハマってほしい作品です。残念だったのは、前作出演していた女スパイ役、ポーラ・パットンが出ていなかったことです。

 

・『ロマンス』


映画『ロマンス』予告編 - YouTube

これもつい最近観てきました。大島優子大倉孝二のコンビ、意外に合ってるんですよね。息もぴったりで。大島優子の少し感情に起伏のある演技が、見事にハマっていたと思います。箱根に行きたくなります。