『her 世界でひとつの彼女』をみてきました


映画『her/世界でひとつの彼女』予告編 - YouTube

先日、母といっしょに『her』を観てきました。スパイク・ジョーンズ監督の最新作!どんなにこのときを待っていたか。。ポスターのビジュアルや繊細な色使いにもきゅんきゅんしっぱなしのわたし。。やっとこ足を運んできました。

主人公のセオドアとPCのOSである人工知能(AI)のサマンサ。姿形はなく、声しか聞こえないのにどんどんその魅力ある彼女に惹かれていくセオドア。彼の繊細な心と優しさに、”恋”という感情を覚えるサマンサ。ありえない恋でしたが真剣に付き合うようになったふたり。けれど、そんなふたりに予想外の展開が。。

近い未来のおはなし。周りの通行人も、電車内でも、みんなOSと会話している(独り言を言っているように見える)なんて、いまでは不思議に思えるけれど未来ではありうるかもしれない。友達だって、恋人だって、みんなOSが良き話し相手になって、自分好みに合わせてくれるから、それがどんどん居心地をよくなってしまう。映画を観ていると、だんだんOS(人工知能)が恋人だっていいんじゃないかな、と思えてきてしまうけれど、違和感なく受け入れられている自分にすこし違和感を感じました。SFでいうと『ブレードランナー』を思い出します。そこまで壮大なSFさはないし、身近に感じるからこそもやもやとするような作品でした。一言では表せられない!

とにかく、スパイク・ジョーンズが思い描いた世界観(未来観)は本当に素敵でした。繊細な色使いと光の使い方がすごく綺麗でした。しかし、PG12なので親と観に行くにはすこし気をつけたほうがいいです!結構どきどきするシーンが多くてびっくりしました(笑)。Arcade Fireの曲も本当に素敵。ぜひ劇場で!

公式サイト:http://her.asmik-ace.co.jp/


Her (Trailer Music) Arcade Fire - Supersymmetry ...