『ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜』を観てきました
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』予告編 - YouTube
日本でもディレクターズカット版をやっているということで、渋谷シネマライズに観に行ってきました。とてもとてもよかったです。
ミシェル・ゴンドリー監督らしい色彩と映像は、本当に素敵でした。物語の後半になるにつれて、前半のキラキラしてファンタジーな要素から、すこしダークでブラックな世界観になっていくのですが、それもユーモアに溢れていておもしろかったです。わたしの近くに座っていた女子学生さんたちは「トラウマになりそう〜」「夢に出てきそう」などと言っていたので、もしかしたら見る人によってはちょっとグロテスクできついかもしれませんが(笑)。。
また、ジャズ好きの方はぜひ観に行ってみてほしいです。原作のボリス・ヴィアンがDuke Ellingtonをこよなく愛しているということで、曲がふんだんに使われています。いままで聴いていたDuke Ellingtonのイメージとはちがい、フランス映画のポップさにもすごく合っていて、新たな世界が開けました。「ムード・インディゴ」というのは、Duke Ellingtonの「Mood Indigo」からきていてるそうですよ。監督の愛が詰まった作品でした。
プログラムや缶バッチもかわいかったです。映画館に訪れたら、ぜひショップも覗いてみてください。
http://moodindigo-movie.com/index.html
- 作者: ボリスヴィアン,Boris Vian,伊東守男
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/01
- メディア: 文庫
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