『ブルージャスミン』をみてきました


映画『ブルージャスミン』予告編 - YouTube

公開期間ぎりぎりでしたが、ウディ・アレン監督作品『ブルージャスミン』を観てきました。主演のケイト・ブランシェットアカデミー賞主演女優賞ということで気になっていましたが、迫真の演技にまさに脱帽でした。。

セレブリティな結婚生活を送っていたはずが、一気に人生のどん底まで墜落。ウォッカと精神安定剤が手放せない、独り言をぶつぶつ言っている”痛い女”になってしまいます。自分のプライドが邪魔をし、なかなか素直になれずに嘘ばかりついてしまう。そしてどんどん人が離れていきます。過去の栄光に縛られ、現在の自分と向き合えない…。救いようのない主人公がほんとうにリアルに描かれていて、もちろんウディ・アレンなのでユーモアがあるのですが、考えさせられましたね。

そして、劇中に流れている曲がよかったです。20〜40sくらいのジャズが主なのですが、現代とすこしミスマッチ感があって、それもまたユーモアさを引き立てていた感じがしました。

公式サイト:http://blue-jasmine.jp/